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今日8月31日はフィリピン独立に寄与した英雄たちを称える祝日「英雄の日」です。8月最後の月曜日となっているため、毎年日付が変わります。

称えられる英雄は以下の9人いるそうです。
・Jose Rizal(ホセ・リサール)
・Andres Bonifacio(アンドレス・ボニファシオ)
・Emilio Aguinaldo(エミリオ・アギナルド)
・Apolinario Mabini(アポリナリオ・マビニ)
・Marcelo H. del Pilar(マルセロ・ヒラリオ・デル・ピラール)
・Sultan Dipatuan Kudarat(スルタン・クダラット)
・Juan Luna(ファン・ルナ)
・Melchora Aquino(メルコラ・アキノ)
・Gabriela Silang(ガブリエラ・シラン)

上から3人の英雄は有名でよく名前も聞くことがありますが、それ以外は初めて耳にしました。

Jose Rizal(ホセ・リサール)は、フィリピン独立運動の闘士にしてフィリピンの国民的英雄です。医師、著作家、画家、学者でもあり、志半ばにして捕らえられ、スペイン軍の手で銃殺されましたが、その意志は人々に受け継が、フィリピン独立の英雄として現在も愛され続けています。リサールが処刑されたマニラ湾を見渡す場所は、現在リサール公園(Rizal Park、別名 ルネタ公園 Luneta Park)として整備されており、衛兵に24時間守られている記念碑があります。またリサールは1888年に来日しており、1ヶ月ほど東京に滞在しています。これを記念して東京の日比谷公園にはホセ・リサール記念像が設置されています。彼の処刑された日12月30日も祝日になっています。

Andres Bonifacio(アンドレス・ボニファシオ)はフィリピンの独立運動家です。スペインの植民地支配からの独立を目指すフィリピン独立革命のリーダーの一人で、この革命はヨーロッパの植民地政府に反対するアジア最初の革命であり、悲劇的な最期を遂げたこともあってボニファシオは今でも同時代の民族運動家・思想家のホセ・リサールと並び、多くのフィリピン人から敬愛の対象となっています。彼の誕生日11月30日が祝日に制定されています。

Emilio Aguinaldo(エミリオ・アギナルド)は、フィリピンの革命家でフィリピン共和国の初代大統領です。業績を記念し、マニラのエドゥサ通りにあるアギナルド空軍基地にその名が残されています。

他の英雄については、これから勉強したいと思います。