世界第2位のココナッツ生産国であるフィリピン。
フィリピンではココナッツ産業は貴重な資源の1つと考えられており、ココナッツ生産国では唯一ココナッツ庁(Coconut Authority)と呼ばれる国家機関を設置しているくらい、国をあげてココナッツ産業に力を入れています。
そんなフィリピンで昔から飲まれているお酒です。
"Mangangarit(マンガンガリット)"と呼ばれるココナッツの木登り職人が1日に3~4回ココナッツの花蜜を集めます。
そして自然発酵させた花蜜を単式蒸留器で2回、およそ6時間かけて蒸留し、ランバノグは作られます。
もちろん添加物等は一切、使いません。
お酒の世界では蒸留酒全般をスピリッツと呼び、ランバノグは「ココナッツスピリッツ」や「ココナッツウォッカ」と呼ばれることもあります。
アルコール度数は約40度。