ココナッツ専門店ココウェル

ココナッツ情報マガジン「ココナティスト」
COCONUTIST 2022・Winter


学生 × cocowell
ココウェルにインターン生がやってきた!
cocowell ・Internship 2021

インターンで取り組んだ3つの企画

8月10日~9月15日までの5週間、2021年2組目となるインターンの学生2名がココウェルにやってきました!
ココウェルの魅力を伝えるための3つの取り組みと、この『学生×cocowell』コーナーの誌面およびwebページ作りに携わってもらいました。

※インターンとは、学生が企業や組織において職の経験を積むことができる期間のこと

 

今回は誌面では、載せきれないインターンのお2人がweb用にまとめたくれた内容を掲載しています。

 

インターン生(※学年はインターン中)
関西学院大学 社会学部2年 吉田有里(ヨシダ アリ)さん(写真左)
関西学院大学 総合政策学部1年 前川珠希(マエガワ タマキ)さん(写真右)

 

どうしてインターンに!?

吉田:私は、夏休みに新しいことに取り組みたい、社会に出て働くということを間近で知りたいと思っていました。ココウェル商品の販売が促進されることでフィリピンの貧困問題へも日本人の健康問題にも貢献出来る販売メカニズムに興味をもち、環境や貧困、SDGについて大学の授業で学んでいたこともあり、ココウェルでインターンシップに参加したいと思いました。

前川:あっという間に終わってしまうと言われている大学の一年生の夏休み、せっかくだから何かしたいと思い、ちょっとした好奇心から説明会に参加しました。そこでさらにインターンシップに興味を持ち、思い切って申し込みました。ココウェルさんでお世話になろうと思ったのは、一番は商品、また貧困問題の取り組みに興味を持ったからです。

 

取り組んだ3つの企画


コラボレーション企画

ココウェルの商品と他の企業さんとのコラボレーション商品を作るために取り組みました。
ココウェルの商品を多くのお客様に知って頂き、売り上げが増えれば、フィリピンのココナッツ農家さんにも多く仕事が渡り、貧困解決にも貢献出来る取り組みだと考えたからです。コラボの同意をもらうことを目標に計10社への企画書を作成、自分たちでも連絡を取り、実際に企画書を見てもらうことができました。そして、企業の社長さんや副社長さん、パティシエの方に自らの案をプレゼンし、商品の試作も行いました。


〜取り組みの結果〜

2社とコラボ企画の同意をいただき、夏休みが終わった今後もコラボ企画として共に進めていくことになりました。その他の企業の方には、コラボレーション実現とはならなかったのですが、企画書を郵送し、企画書を見て頂きました。

 


~取り組んだ感想~

吉田:企画書を一から作る作業は初めてのことで最初は戸惑いました。しかし、アドバイスを頂きながら、完成度を高めていくなかで、電話で企画書を見て頂けるよう問い合わせたり、実際に他社の社長さんや副社長さんにプレゼンしたり。緊張もしましたが、他に代え難い経験になりました。また、企画書作りはパソコンに向かう作業が多い中で、実際に、お店に食べに行ってみることや商品案のイラストを描くことが楽しく、いいリフレッシュにもなりました。それだけではなく、コラボ企画として自分の想いを伝えられる企画書作りにも役立ちました。自分が企画したことが具体化し、実現することにワクワクしています。


前川:
このコラボレーション企画が、一番印象に残っています。何もかもが初めてだったからです。初めてという事が、とても刺激になりました。企画書の作成、当たり前のように、私の日報にはこの言葉が並んでいましたが、そんなに簡単に言えることではないと思います。それが企業で通用するような企画書になっていないかもしれませんが、先方のことを調べ、自分なりにじっくり考え、それを文章や図、イラストにして、自分なりの表現で表し、先方の方の心に刺さるように考える。簡単なことではありませんでした。大学生だから、目を通して頂けたのかとも感じました。しかし、その企画書作成、先方へのご連絡、と繰り返したことで、企画書では、一回目よりも二回目、二回目よりも三回目とよりよいものができていっているのではないかと思っています。また、私にとってそのような仕事が、仕事の厳しさ、楽しさを知るきっかけになったと思います。

 


有機ココナッツミルクキャラメルのPR企画

新商品の有機ココナッツミルクキャラメルの販売を促進のためには、インスタグラムを活用し、また、インフルエンサーの方にPRして頂くことでたくさんの方に広まると考え、ご協力いただきました。DMでの対応や同封のお手紙作成、投稿管理を行いました。計10人に協力して頂きました。

~取り組んだ感想~

前川:この企画では、どのインスタグラマーの方にお願いをするのかと考えるところが大変でした。しかし、インスタグラマーの方がご協力してくださらないと、私一人では進められない企画だったので、協力をしていただいた方々には、本当に感謝しています。同封の手紙を作成したり、連絡を取る際、下書きをしたりしながら、丁寧に進めていかないといけなかった点も、大変だと感じました。しかし、社会では当たり前のことで、責任をもって情報を発信しなければいけないと身に染みて感じました。また、日常生活の中で触れている全ての情報は、誰かが一生懸命になって考え、他の人に確認してもらい、発信している文章だと知ってから、そのようなものの見方が変わり面白いと感じています。

 

カフェにインスタグラマーさん招待企画

カフェにご来店いただきやすい地域で、ヘルシーメニューに関心の高そうなインスタグラマーさんを中心に声をかけ、カフェに招待しました。より多くの人にカフェを知っていただき、訪れて頂くためです。カフェでのお料理やスイーツをお楽しみ頂き、その様子を投稿して頂きました。

 


~取り組んだ感想~

吉田:インスタグラマーさんを探す作業が最も難航しました。返信がなかなか返ってこない中、インフルエンサーの方にお越し頂けることが決まり、その時はとても嬉しかったです。当日、ご挨拶をさせていただき、「来るのを楽しみにしていました。ご招待ありがとうございます」と声をかけて頂いたとき、嬉しくて本当に頑張って良かったなと思いました。

 

 

その他の取り組み

フォローアクション
カフェの認知度・集客数を上げるため、前回のインターン生の取り組みを引き継ぎ、インスタグラムのカフェアカウントに関する取り組みを行いました。


バスボム作りワークショップのお手伝い

当日にワークショップのアシスタントといて参加しました。ココナッツオイルの思わぬ使い方に驚きました。


企画書作りのための視察

企画書を送る企業先に訪れ、実際に商品を食べてアイデアを膨らませました。普通に食べるのと企画書作りのために頂くのでは、感じることが全く違いました。

 

ココウェルで学んだことをどう活かしたい?

 

吉田:インターンでは、企画が難航し上手くいかない時期もありました。その時に原因を書き出し、改善し、周りの方と相談しながらそれを乗り越え、3つの企画を進めていくことが出来ました。目標達成に向けて6週間頑張れたという経験を、今後、困難に直面した際に自信に変えて乗り越えていきたいです。また、今回のインターンでは、自分の思いを伝える場面が多くありました。企画書作りも、なぜその先方にコラボ企画を提案するのか伝え、実際に説明に伺った際にも自分の言葉で想いを話す機会がありました。目上の方とこのようにお話しする機会は、普段から少なく、緊張や言葉遣いの難しさを感じました。しかし、しっかり落ち着いて順序立てて話すこと、下準備を万全にして挑むことで無事に終えることが出来ました。他にも、それぞれの企画に関してまずは何を取り組むべきなのか予定を決め、一日の終わりに日報を記入し、振り返る。基本的なことだが、その基本的なことこそ、5週間、様々なことを吸収して無駄なく過ごすために必要だとわかしました。今後の大学生活ではインターンで得たことを自分の新たなスキルとしてさらに活用していきたいです。

 

前川:今回のインターンシップで、社会人としてのマナー、言葉遣いや当たり前のことから、企画書作成の仕方、それまでの手順、先方へのアプローチの仕方など具体的な企画提案の仕事の大まかなことを教えて頂きました。そのことは、社会人になるまで大切にメモをし、残しておきたいと思います。また、そこで大切なことは言葉遣い、周囲をしっかり見て動く、相手へ想いを伝えようとする姿勢、たくさんの下調べなど、今の私たちでも取り組めることだと気づきました。難しい技術もたくさんあるのかもしれないけど、それ以前に、これらのことが当たり前にできるという事が大切だと感じたため、これから大学の秋学期では、日本語文章表現、リポート執筆の授業を取り、自分の考え、想いをしっかり伝えられるようになれるように励もうと思います。どの場面においても一人でできることは少なく、たくさんの人が合わさって形成されていくことばかりだと思ったので、友達やクラスメイト、教授とお話しすることをはじめとし、誰とでもコミュニケーションをとれるようにすることなどの身近なことを、普段から意識しておきたいです。

 

 


ココウェルスタッフからインターンのお二人へ
(コラボ企画を一緒に進めたスタッフより)

コラボ商品案件を担当させていただき楽しい5週間でした。お二人の個性も可愛く、また企画を進めるうちにそれぞれ経験値が加わりブラッシュアップしてゆく様子が私にも嬉しくとても感慨深かったです。商品が完成したらご一緒に食べにまいりましょう!

 

 


インターン期間が終わって最後にココウェルってどんな会社でしたか?

 

吉田:まず、ココウェルスタッフさん、皆さんとても親切で、気さくに声をかけていただきました。そして、ココナッツやココウェルのことが大好きなんだなと感じました。お昼の時間にココナッツの実を割って「おいしい、おいしい」と言ってココナッツウォーターを飲む姿や、デスクで周りの方と、実際にご家庭でされているココナッツオイルの使い方を話されていた姿からそう思いました。所々にあるココウェル商品の緑のパッケージ、フィリピンの地図やココナッツに関する雑誌が置かれ、オフィスで作業させていただきながらもココウェルさんの想いを感じることが出来ました。


前川:
皆さん仲が良く、明るい企業さんだと思いました。ココウェルさんの社員の方々は、ココウェルの商品を本当に愛していらっしゃって、ココナッツについての知識をたくさんお持ちでした。電話応対など丁寧にされていて、お客様のことを大切に想っていらっしゃると伝わってきました。また、ココウェル通信やインスタライブなどの発信を、想いを伝える場として、またお客様とのつながりの場としてつくられているということが、インターンシップをする前より、より素敵に感じています。

 

ココウェルので5週間お疲れさまでした(^^)