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ココウェルのちいさな映画館
大きな映画館ではなかなか見られないようなドキュメンタリー作品や環境などをテーマにした作品を上映しています。
ゆっくりとお茶を飲みながら、世界で起きていることをちょっと覗いてみませんか?
※現在はコロナ禍のため、zoomを使用したオンライン上映を行っております。
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第22回ココウェルのちいさな映画館【特別無料上映会】
2021年12月14日(火)19:30~上映(zoom open 19:15)「happy -しあわせを探すあなたへ」
2021年最後のココウェルのちいさな映画館は、オンライン上映会を無料開催で行います!!
様々なシーンで上映されている映画『 happy 』は幸せについての映画です。 もしかすると、あなたを幸せにする映画かもしれません。
どうしたら私たちは幸せになれるのでしょうか?
アメリカでは1981年から幸福度研究が始まり、幸福度を教える講座はハーバード大学で人気となりました。過去50年でアメリカ経済は大きく飛躍し、平均的なアメリカ人の収入は倍増しましたが、幸福度はある時点で頭打ちとなっています。お金持ちになっても、幸せはさほど増えないことが分かってきたのです。では何が私たちに幸福感を与えるのでしょうか?
『happy – しあわせを探すあなたへ』 は、幸福度の研究における世界的リーダーであるエド・ディーナー博士やリチャード・デビッドソン博士など、心理学や脳医学の世界的権威たちと共に、私たちがどのようにより充実感を得て、なおかつ健康で幸せな生活を手に入れることができるかを探求します。あなたをルイジアナ州の湿地帯からナミビアのカラハリ砂漠まで、またはブラジルのサーフィン村からブータンの山麓、東京新橋のサラリーマン街に至るまでお連れします。コルカタの貧しい人力車ドライバーの知恵、マザー・テレサの家で重病者の介護のするボランティアの思いやり、そして世界有数の幸福度の研究者の知識に耳を傾けてみましょう。『happy – しあわせを探すあなたへ』 は、現実の人間ドラマと最先端の科学を掛け合わせることで、幸福度という謎を明らかにしていきます。
<オンラインチケット>
Peatixにて申込み
https://cocowellcinema1214.peatix.com/
お申込み完了が確認できた方には、前日までにZOOMのURLをお送りさせていただきます。
上映方法は、ZOOMを利用したオンラインでの視聴となります。
上映終了後、30分程度の意見交換会を行います。こちらも、よかったらご参加ください。
<上映映画>
『happy -しあわせを探すあなたへ』
上映時間 時間 76分 製作年2012年 監督 ロコ・ベリッチ
<視聴時の注意>
・zoomを使用したストリーミング配信となりますので、インターネット環境を確保してご視聴ください。
・通信環境により、視聴時にコマ遅れなど映像が乱れる場合があります。ご了承ください。
・個人のPC、スマートフォンからご視聴いただけます。
・スマートフォンでの視聴は、映像の精度が落ちたりエラーが発生することがありますので、PCでの視聴をおすすめします。)
・Zoomを初めて使用する方は、視聴開始時間までにZoomのアプリ(無料)のインストールをお願いします。
チケットを入手してイベントに参加しよう!
<問い合わせ>
ココウェルカフェ
TEL 06-6531-5572
Mail kitahorie@cocowellcafe.jp -
第21回ココウェルのちいさな映画館
2021年11月16日(火)19:30~上映(zoom open 19:15)「ザ・ニュー・ブリード」
『ザ・トゥルー・コスト』製作総指揮ヴィンセント・ヴィットリオ プロデュース作品
"私たちは社会課題を解決するアメリカ、ミレニアル世代の社会起業家"貧困や環境破壊などの問題解決のために事業を行う 新時代の社会起業家たち挑戦を追ったドキュメンタリー
貧困、不平等、そして環境破壊といった社会課題をビジネスの手法で解決しようとチャレンジしている社会起業家たちがいる。映画『ザ・ニュー・ブリード』は、アメリカで勢い盛んな社会起業家のたちを捉えたドキュメンタリーだ。この映画には3人の魅力的なミレニアル世代が、どのように事業を立ち上げたのかを描いている。
第20回ココウェルのちいさな映画館
2021年10月19日(火)19:30~上映(zoom open 19:15)「ソニータ」
沈黙のかわりに私は叫ぶ。絶望の淵に立たされたとき、あきらめない少女の歌は奇跡を引き寄せる。家族のために結婚を強いられる魂のラッパー、ソニータは歌い、自らの運命を変えていく――
ソニータの理想の両親はマイケル・ジャクソンとリアーナ。もしパスポートを持っていたら名前はソニータ・ジャクソンにしたいと言う。
スクラップブックに書いた夢は有名なラッパーになること。しかし、現在の彼女のファンはイランの首都テヘランの子ども保護施設の子どもたちだけ。パスポートも滞在許可証もなく、アフガニスタンのタリバンから逃れてきた難民の彼女は、不法移民としてこの施設で心の傷を癒やすためのカウンセリングや将来のアドバイスを受けている。
第19回ココウェルのちいさな映画館
2021年9月21日(火)19:30~上映(zoom open 19:15)「戦火のランナー」
戦争の続くスーダンはどこもが戦場で、子どもはさらわれ、家は燃やされていた。
8歳のグオル・マリアルの命を守るために、両親は苦悩の末、彼を村からたった一人で逃がすことにした。戦場をさまよい歩くグオルはやがて武装勢力に捕まってしまう。“逃げよう”。彼は夜明け前、走って逃げることに成功する。幸運にも難民キャンプで保護された彼は、アメリカへ移民するチケットを手にする。“もう逃げなくていい”。高校に入学した彼は、走ると他を圧倒。初めて走ったマラソンで2012年ロンドン五輪出場資格を得る。まるで走ることが彼の運命だったかのように──。
しかし、南スーダンが建国されたのはロンドン五輪開催の一年前。国内オリンピック委員会がなく、代表する国がなかった。出場が危ぶまれたが奇跡が起こる。国際オリンピック委員会(IOC)が“国のない男”といわれた彼の個人参加選手としての出場を認めたのだ。そして彼は、祖国南スーダンの人々の期待を背負い走り、完走する。不屈の精神で走り続けるグオルの人生に感動せずにはいられない感涙のドキュメンタリー。
第18回ココウェルのちいさな映画館
2021年8月24日(火)19:30~上映(zoom open 19:15)「ヴィック・ムニーズ ごみアートの奇跡」
貧しい家庭に生まれながら成功し、世界的に著名になった現代芸術家ヴィック・ムニーズが、故郷ブラジルで恩恵を社会還元するべく社会事業を行った。
世界最大のごみ処理場で働く、世間から取り残された人々、しかし個性豊かなごみ回収人たちの人生をアート光輝かせていく。
第17回ココウェルのちいさな映画館
2021年7月16日(金)19:30~上映(zoom open 19:15)「グリーン・ライ~エコの嘘~」
ココウェル代表 水井がもう一度見たいおすすめ作品。
4月に上映したばかりですが、ココウェルカフェ5周年企画としてもう一度上映します。
スーパーで見かける「環境に優しい」商品。 商品を買うと世界を救えるは本当?確かめるため監督自身が世界一周調査の旅へ出る。
「環境に優しい」「サステナブル」耳触りの良い言葉の裏側に隠された残酷な真実に迫るドキュメンタリー
第16回ココウェルのちいさな映画館
2021年7月13日(火)19:30~上映(zoom open 19:15)「ポバディ・インク~あなたの寄付の不都合な真実~」
貧困援助がビッグ・ビジネスに?
あなたの”善意”が、誰かを傷つけているかもしれない
■ゲスト
フェアトレードに出会えるお店リストFAIR TRADE SHOP LIST 共同代表 越久 陽子さん
https://ftsl.info
TSL(フェアトレードショップリスト)共同代表。 慶應義塾大学総合政策学部、大阪大学人間科学研究科で インドをフィールドとして国際協力を学び、修士号取得。 貧困問題解決の糸口として、女性のエンパワメントの大切さや フェアトレードについて知る。 一般企業就職後に転職し、フェアトレード企業「シサム工房」、 エシカルファッションブランド「NADELL」で勤務。 2014年シサム工房在職中に150店舗以上のフェアトレード商品 取扱い店舗を紹介するWebサイト 「FTSL」を仲間と共に創設。 またフェアトレード関係者の横の繋がりを作る交流会を毎年開催。 現在FTSLは独立組織となり、子育てをしながら共同代表を務める。 2021年はWebサイトリニューアル、2人目の出産を経て米国に移住予定。
第15回ココウェルのちいさな映画館
2021年6月22日(火)19:30~上映(zoom open 19:15)「Public Trust(パブリック・トラスト)」
切り売りされるアメリカの公有地を巡る闘い
二極化が進む時代にあっても、アメリカ人は約260万平方キロの公有地を共有している。しかし、この土地は脅威にさらされている。連邦政府が米国の全市民のために信託しているこれらの土地は、気候変動対策の拠点であり、先住民族の聖地であり、野生生物の生息地であり、アメリカ人のアイデンティティーに欠かせないものである。しかし今日では、政治的にはあらゆる分野の有権者から支持されているにもかかわらず、これらの場所は、採鉱産業と彼らの影響を受けた政治家からの前例のない脅威に直面している。
ロバート・レッドフォードとイヴォン・シュイナード製作総指揮によるアメリカの公有地のための闘いを追ったドキュメンタリー第14回ココウェルのちいさな映画館
2021年5月18日(火)19:30~上映(zoom open 19:15)「プラスチックの海」
多くの科学者や識者が警鐘を鳴らす、海洋プラスチック問題。
年間800万トンものプラスチックが海に捨てられているという。
その大半は海底に沈み、海面や海中を漂うプラスチックも永久に分解されず、マイクロプラスチックとなって食物連鎖の一部になっていく。プラスチックゴミによる海洋汚染の実態とは?そしてプラスチックが海に、プランクトンに、クジラに、海鳥に、人体に及ぼす影響とはー?デイビッド・アッテンボロー、シルビア・アール、タニヤ・ストリーター、バラク・オバマ他が出演。
海と共に生きる全人類必見のドキュメンタリー。第13回ココウェルのちいさな映画館
2021年4月20日(火)19:30~上映(zoom open 19:15)「グリーン・ライ~エコの嘘~」
スーパーで見かける「環境に優しい」商品。
商品を買うと世界を救えるは本当?確かめるため監督自身が世界一周調査の旅へ出る。
「環境に優しい」「サステナブル」耳触りの良い言葉の裏側に隠された残酷な真実に迫るドキュメンタリー第12回ココウェルのちいさな映画館
2021年3月23日上映「ダムネーション」
アメリカ全土につくられた7万5千基のダム。それらの多くは、川を変貌させ、魚を絶滅させ、それにもかかわらず期待される発電・灌漑・洪水防止のいずれにおいても低い価値しか提供していない。むしろダムの維持には高い経済的コストもかかっている。そんな負の面ばかりのダムを「撤去」する選択が、アメリカでは現実になってきた。
自然の良さは人間が何もしなくてもいいこと。 ただそのままにしておけばいい。
地球の血管にも例えられる川。ダムが及ぼす影響は、私たち生き物すべてに及ぶ。ダムが撤去されたとき時、川は解放され、みずから元の姿に回復していく。本作品が映し出す川の生命力と美しさは、人間も自然の一部なのだということを改めて気づかせてくれる。そして、技術により自然を征服してきた過去と決別し、新しい未来をつくりだす希望の光を見せてくれる。製作責任者はパタゴニア創業者のイヴォン・シュイナード。共同プロデューサーは生態学者で水中写真家のマット・シュテッカー。
第11回ココウェルのちいさな映画館
2021年2月19日上映「都市を耕す エディブル・シティ」
映画の舞台はサンフランシスコ、バークレー、オークランドの3都市。
経済格差の広がる社会状況を背景に、新鮮で安全な食を入手するのが困難な都市で、市民自らが健康で栄養価の高い食べ物を手に入れるシステムを取り戻そうとさまざまな活動が生まれて行く。
そして、一人一人の活動がコミュニティを動かす力となり、社会に変化をもたらす。卓越した草の根運動のプロセスを実感できるドキュメンタリーフィルム。
日本人にはまだ馴染みの薄い「食の砂漠」「食の正義」「食料主権」といった概念だが、日本でも子どもの貧困、孤食など少しずつ社会問題として滲み出ている。
アメリカで広がりを見せている都市農園、コミュニティーガーデン、エディブル・エデュケーション(栽培から食卓まで全体をいのちの教育として位置づける食育)は、都会生活に食と農のつながりを取り戻す可能性を感じさせてくれる作品。
トークゲストは、食と農のコミュニティ、“みんなでつくる みんなののうえん”「みんなのうえん」を運営し、都市部の遊休地活用のコンサルティグなどを行われている一般社団法人グッドラック代表理事 金田 康孝さんに都市部で広がる農についてのお話。
第10回ココウェルのちいさな映画館
2021年1月26日上映「ハーブ&ドロシー2 ふたりからの贈りもの」
前作『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』は、NY在住のアートコレクター夫妻、元郵便局員のハーブと図書館司書のドロシーが、つつましい給料で世界屈指のアートコレクションを築き、最後まで一点も売る事なく、全てをアメリカ国立美術館に寄贈するまでを描いた物語です。
『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』は、夫妻の人生とコレクションのその後を追う、いわば二人の物語の完結編。
NYの1LDKのアパートで始まったささやかなコレクションは、半世紀を経て5,000点近くまで増え、国立美術館でも収蔵しきれなくなり、全米50州に散っていきます。この前代未聞のアート寄贈計画を、夫妻及びアーティストはどんな思いで受けとめるのか? 地元の反応は?そして、ついにコレクションの幕は閉じられ、夫妻に別れの時が訪れるまでが描かれます。
前作と同様、一見難解で近寄りがたい現代アートの世界を、ハーブ&ドロシーという類い稀なコレクターの視点と、全米に散って行った二人の膨大な作品群を通して、ぐっと身近に紹介します。
「アートとは、一部の富裕層や知識人に限られたものではなく、誰にでも広く開かれたものであり、与え、共有することで、さらに豊かな体験ができる」『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』は、アートに込めた二人のメッセージを、国境や時代を越えて伝えていくための作品でもあるのです。<ゲスト>
大阪アーツカウンシル 統括責任者/文化史研究者
中西美穂さん大阪生まれ大阪育ち。京都精華大学美術学部卒。関西を拠点に様々なアートプロジェクトに関わる。
2005年の横浜トリエンナーレでフィリピンのアーティストと出会ったことがきっかけとなり、公式非公式にフィリピンのアートの現場に関わり、不定期に調査に出かけている。
フィリピンの最初の下宿先はキアポ、二度目はカロオカン。二回以上行ったことがある都市は、北部山岳都市のバギオと、ミンダナオのキリスト教都市ディポログ。一度だけだがバシラン島とタウィタウィ島にも行ったことがある(どちらも銃を持った兵士の護衛付き)。タガログ語は「コンテーラン」程度。フィリピンの食べ物で特に好きなのは「グリーンマンゴー with バグオン」と「ブコパイ」。
大阪大学大学院文学研究科文化形態論博士後期課程満期退学。2018年より大阪アーツカウンシル統括責任者。
第9回ココウェルのちいさな映画館
2021年1月14日上映「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」
公務員のふたりがいかにして膨大なコレクションを築いたのか?『ハーブ&ドロシー』は、現代アートコレクター、ヴォーゲル夫妻を追った感動のドキュメンタリー作品。
その秘密を明らかにしながら、次第に“ほんとうに豊かな人生”のあり方を浮き彫りにしていきます。お金儲けのためではなく、ただひたすら二人三脚で好きなモノを集めてきたふたりの姿は、発見する喜びと夫婦愛に満ちている。
アートの知識なんてなくても、彼らの人生に触れれば、ほんの少し世界が変わって見えてくる。
第8回ココウェルのちいさな映画館
2020年12月22日上映「ミッドナイト・トラベラー」
難民として命がけで旅をする家族を3台のスマートフォンで撮り続けたドキュメンタリーです。
2015年、映画監督ハッサン・ファジリはアフガニスタンの平和をテーマにした彼の作品がテレビで流されたことがきっかけでタリバンの怒りを買い、死刑宣告を受け、懸賞金をかけられました。
妻と2人の娘たちと故郷アフガニスタンを逃れることを余儀なくされたハッサンは、タジキスタン、トルコ、ブルガリアを経て、安全な場所を求め、命がけの旅の日常をスマートフォンで記録していきます。
故郷を追われて難民となるとはどういうことか、旅の日常には、逃避行の不安と家族の愛情がリアルに映し出されています。
不安定な社会から排斥され、難民として命がけの旅を続ける家族を追うドキュメンタリーです。
第7回ココウェルのちいさな映画館
2020年12月8日上映「パワー・トゥ・ザ・ピープル ~グローバルからローカルへ~」
”人々にパワーを” これこそ究極の民主化といえるでしょう。
『パワー・トゥ・ザ・ピープル』には、オランダで再生可能エネルギー普及に取り組む活動家や、10年かけてデンマークのサムソ島を100%クリーンエネルギー化を実現し、2008年にTIME誌の「環境ヒーロー」に選出されたソーレン・ハーマンセンの取り組みなどを紹介する、私たちに勇気や力を与えてくれる明るいビジョンに満ち溢れたドキュメンタリーです。
第6回ココウェルのちいさな映画館
2020年11月24日上映「ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~」
2015年6月、全州で同性婚が容認されたアメリカ。そこに至るまでには、愛と涙の積み重ねがあった。
アメリカ最大の人口を誇るカリフォルニア州。一度は認められた同性婚が、「提案8号」の法案通過により、再び禁止されることに。これを人権侵害であるとして提訴した2組のカップルと、彼らを支えた弁護士たちを5年間にわたって追い続けた、感動のドキュメンタリー。
同性婚が合法とされていたアメリカ・カリフォルニア州で、2008年11月、結婚を男女間に限定する州憲法修正案「提案8号」が通過。同性婚が再び禁止されることになった。この「提案8号」を人権侵害であるとして州を提訴したのが二組の同性カップル。クリス&サンディとポール&ジェフ。アメリカ合衆国最高裁判所で婚姻の平等が初めて争われるこの訴訟のもと、かつてブッシュ対ゴアの大統領選で敵同士だった2人の弁護士、テッド・オルソンとデヴィッド・ボイスも手を取り合う。愛とは、家族とは、人権とは……。
彼らのかつてない闘いを5年以上に渡って撮影し続けた感動のドキュメンタリー。
第5回ココウェルのちいさな映画館
2020年11月6日上映「アレッポ 最後の男たち」
そこに救える命がある限り瓦礫と化す街で一人でも多くの命を救うため、決死の救助活動を行う ホワイト・ヘルメット(民間防衛隊)に迫る衝撃のドキュメンタリー。
上映後の意見交換会には、ゲスト アレッポの石鹸 代表の太田 昌興さんに参加いただく予定です。
アレッポの現状などをお話いただきます。
第4回ココウェルのちいさな映画館
2020年10月27日上映「シード ~生命の糧~」
20世紀中に種子の94%が消滅 種子の多様性が失われている。
私たちの命そのものというべき種は、1万2千年以上もの間、世界中の人々によって大切に受け継がれてきた。しかし、驚くべきことに20世紀中に野菜の種子の実に94%がすでに消滅。気候変動や、世界の種子市場を多国籍企業が独占するようになった。市場には遺伝子組換え作物(GMO)が登場し、多くの国々で農家が種子を保存し翌年蒔くことが禁止されるようになった。結果、古くからの農業の伝統が途絶え、人類史上最も早いペースで種子の多様性が失われています。
在来種が失われ続けている今、人類の未来の糧を守るため、世界中の種の守り人、シードキーパーたちが挑戦を続けています。世界中を駆け巡りながら、種を南米やアフリカなど世界中で収集する植物探究者たちと種子の多様性を守る方法を探っている人々を描いています。
第3回ココウェルのちいさな映画館
2020年10月27日上映「0円キッチン」
“もったいないキッチン”が現在公開中のオーストリアからやって来た食材救出人のダーヴィド監督の作品。
世界で生産される食料の3分の1は食べられることなく廃棄されている。その重さは世界で毎年13億トン。
「捨てられてしまう食材を救い出し、おいしい料理に変身させよう!」と考えた食材救出人のダーヴィド。植物油で走れるように自ら改造した車に、ゴミ箱でつくった特製キッチンを取り付け、ヨーロッパ5カ国の旅へ出発。
各地で食材の無駄をなくすべく、ユニークでおいしく楽しい取り組みをしている人々に出会いながら、食の現在と未来を照らし出していくエンターテイメント・ロードムービー。
世界でもトップクラスの食品ロス大国日本。古くから「もったいない」と言う言葉もあり、食べものを残すことに対して強い思いがあるはず。しかし、いつのまにか食べられるものを多く捨ててしまうようになってしまいました。
この問題を解決するために日本では令和元年10月1日に「食品ロスの削減の推進に関する法律」が施行され10月は「食品ロス削減月間」となっています。ココウェルのちいさな映画館でもこの問題を取り上げて「0円キッチン」を上映しみなさんと食品ロスについての意見交換会を開催します。
第2回ココウェルのちいさな映画館
2020年9月26日上映「おクジラさま ふたつの正義の物語」
正義の反対は悪ではなく別の正義 小さな町に押し寄せた、クジラを巡る大きな衝突。紀伊半島南端に近い和歌山県太地町は、人口約3000の小さな漁師町。2010年、この町が一躍世界の注目を浴びた。
町で行われているイルカの追い込み漁を批判的に描いたドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』がアカデミー賞を受賞。
以来、「クジラの町」として400年の捕鯨の歴史を「誇り」にもつ太地町は、イルカやクジラを保護したい海外の活動家たちからの集中非難の的となる。2010年秋、過激な抗議活動で知られるシーシェパードのメンバーが太地町に降り立ち、小さな漁師町が国際紛争の舞台となった時から、物語はスタートします。
第1回ココウェルのちいさな映画館
2020年9月8日上映「気候戦士 〜クライメート・ウォーリアーズ〜」
産業革命以降、温室効果ガスが増大し、気候変動が加速化。自然環境の汚染や破壊が進み、人類全体にとっての脅威となっています。
ここ最近の異常気象についてニュースでも伝えられることが多くなりました。
世界の国々の足並みが揃わないなか、これらの気候変動の問題に対して立ち上がった活動家のドキュメンタリー作品です。