ココナッツ専門店ココウェル

本日が2021年の最終出勤日でした。今年も皆様のおかげで、無事に1年を過ごすことができました。心よりお礼を申し上げます。

2021年を振り返ると様々なことがありました。一つは、3月から毎週月曜日と木曜日の週2回の夜、オーガニックコットンブランド”メイドインアース”前田社長、シリアのオリーブオイル石鹸のブランド”アレッポの石鹸”太田社長、ペットのオーガニックショップ”eco dog”の戸松社長との4人で、clubhouseでの音声発信をスタートしました。およそ9ヶ月間続ける中で新たな素敵な出会いがたくさんあり、そのご縁でココウェルの商品を知っていただいた方、またお取引いただいた方も多く、2021年の大きな出来事の一つだと思います。

また、ココウェルにとって大きな出来事といえば、今月12月に大阪の本社事務所を大阪市西区立売堀から浪速区幸町に引っ越したことです。2015年から利用していた立売堀の旧本社ビル(写真)は、築年数の経過した古いビルだったため、元の所有者側の希望で契約期間が7年の定期賃借契約だったこともあり、期間満了で退去せざるをえませんでした。我々はとても気に入っていた場所、建物だったので、可能であれば契約延長をしたかったのですが、残念ながら取り壊されてマンションに建て替えられるそうです。。。涙

しかし、すでに幸町に移転し、12月21日から新事務所で業務をスタートしています。小さな3階建のビルですが、桜川駅からすぐの立地で、難波駅からも徒歩圏内の便利な場所にあります。来年はこの場所から、新しいココウェルの挑戦をご案内できるかと思いますので、楽しみにしていていただければと思います。

2021年は昨年同様、新型コロナウイルスに振り回された1年でした。コロナ以前は2〜3ヶ月に1度のペースでフィリピン各地を訪れていましたが、今年は創業以来初めて1年を通じて1度もフィリピンに行くことができない年になってしまいました。

パンデミック当初は、感染者数も多く、厳しいロックダウンで規制されていたフィリピンですが、ここにきて日本と同様に感染者は減少傾向で、少しずつ国内における行動の不自由は軽減されてきていました。

そんな中、2週間前のの12月16日、クリスマスのお祝いムードが高まるフィリピンを、12月では観測史上最大の台風22号(フィリピン名:オデット)が直撃しました。

フィリピン南東部シアルガオ島に上陸したオデットは、レイテ島、セブ島、ボホール島、ネグロス島などの島々を横断し、家屋の倒壊や、洪水、また電気や水などのインフラ、食料の供給網にも甚大な被害を与えています。現在でも30万人以上の人々が避難所での生活を余儀なくされているとのことです(12月29日現在)。

ココウェルは、”ココファンドプロジェクト”の基金を利用して、被害の大きかったセブ島で活動するフェアトレード団体や、離島のカオハガン島で活動している日本人への寄付を行うとともに、引き続き支援の行き渡りにくいレイテ島で倒壊した住居の再建をするためのクラウドファンディングを準備中です。女優の高橋メアリージュンさんにも共感をいただき、リターン商品のデザインでご協力いただきました。高橋メアリージュンさんは、お母様がフィリピンの方で、フィリピンのために何か力になりたいと、以前から仰ってくださってました。

ぜひこちらのクラウドファンディングのサイトも「お気に入り」を押してフォローしていただければ嬉しいです。年明け早々に公開する予定です。

クラウドファンディングページ「フィリピン台風22号で倒壊した家屋を再建したい!

気兼ねなくフィリピンを訪ねることができるのは、まだもう少し時間がかかりそうですが、2022年中には実現し、フィリピンの仲間たちと笑顔で会えることを楽しみにしています。

2022年も、人と自然に優しいココナッツを通じて、多くの人たちの幸せを作っていきたいと思いますので、引き続きご支援いただきますよう、何卒宜しくお願い致します。

 

株式会社ココウェル
代表取締役 水井 裕