コロナの感染状況も以前に比べて落ち着き、海外への渡航も少しずつ条件が緩和されてきています。フィリピンでもワクチン接種を条件に、現地での隔離期間が免除になったことから、2月に2回のワクチンを接種して、この5月に2年２ヶ月ぶりにフィリピンを訪問しました。

コロナ前は2〜3ヶ月おきに訪問していたので、これだけ期間が空いたのは初めて。また入国に必要な条件も判然としないため、少し不安な中での渡航となりました。まだ航空券も以前に比べて高く、どういうわけか比較的安かった関空から羽田経由でのフィリピン入りとなりました。

フィリピンへの入国には、ワクチン接種証明書の他に、出発前48時間以内のrt-pcr検査、もしくは24時間以内の抗原検査が必要です。また”one health pass”という検疫に関するオンライン登録を事前にしておかなければなりません。これが結構ややこしくて面倒でした。

マニラのニノイ・アキノ国際空港に到着すると、immigrationでかなりの列ができています。時間はかかりましたが、書類に特に不備はなく無事に入国。空港を出ると懐かしいジワっとした暑い空気に包まれました。

到着したのは5月6日（金）。5月9日（月）が6年に1度の大統領選挙の日で、大統領、副大統領だけでなく、上院議員、 下院議員（選挙区、比例）、ま各地の州知事・副知事、市長・ 副市長、町長・町副長、州議会議員、市議会議員、 町議会議員など、総計約18,000ものポストが争われます。選挙直前のため、投票のために地元に帰る人たちも多く、空港やその周辺はかなり混雑していました。

続く…