夢と笑顔を届ける、ココナッツワークショップレポート
ココウェルは、フィリピンの子どもたちにも、ココナッツを通じて夢や希望を届けたいと考えています。そんな想いから、ファッションで社会課題に向き合うNPO法人DEAR MEと協力し、子どもたちを対象にしたココナッツのワークショップを開催しました。
健康や栄養について学びながら、実際にココナッツチョコレート作りにも挑戦。子どもたちの笑顔と発見が詰まった時間となりました。その活動の様子を、現地に同行したDEAR MEのメンバーがレポートしてくださいました。
団体紹介
はじめまして、NPO法人DEAR MEです。
私たちは、「誰もが平等に夢を描き、夢中になれる公平な社会を」というビジョンのもと、ファッションを通じて社会課題の解決を目指して活動しています。フィリピンの貧困地区に暮らす子どもたちがモデルとなるファッションショーも開催しており、これまでに11回開催し、約340人の子どもたちが参加しました。
このたび、私たちと同じくフィリピンを拠点に貧困問題の解決に取り組むココウェル様とコラボレーションし、「ココナッツの魅力を広めることで、健康で持続可能な生活の実現を目指す」ことをテーマに、フィリピンでココナッツを活用したワークショップを開催しました。
参加者は、フィリピンの「Tuloy Foundation」で保護されている、貧困や虐待から救われた12〜18歳の子どもたちです。この施設では、子どもたちが学業だけでなく、芸術やアートの教育も受けながら共同生活を送っています。実際に、2024年からはTuloy Foundationの子どもたちも、私たちのファッションショーにモデルとして参加しています。
ワークショップ概要紹介
▶︎フィリピンで開催した第1回ワークショップレポート
〜ココナッツチョコでバレンタインを彩る〜
第1回ワークショップのコンセプトは「バレンタイン企画」。簡単かつ健康的に作れる「ココナッツチョコ」のワークショップを実施しました。
この取り組みは、フィリピンの子どもたちにとって身近な食材であるココナッツの新たな魅力に触れる機会を提供することを目的としています。
ココナッツは「スーパーフード」とも呼ばれ、栄養価が高く、健康的な食生活を支える食材ですが、フィリピン国内ではその可能性がまだ十分に知られていません。
本ワークショップは、スナック菓子に頼りがちな若者たちに、手軽でヘルシーな食の選択肢として、ココナッツの魅力を伝える場となりました。
当日の様子と参加した子供達のインタビュー
▶︎ワークショップ詳細
場所:Tuloy Foundation(マニラ首都圏アラバン)
開催日:1月24日(木)13:00〜15:00(フィリピン時間)
▶︎ワークショップの流れ
●13:00〜13:45(45分)
ココナッツセミナー(ココウェル様による講義)
株式会社ココウェルの代表取締役・水井裕様や、ココナッツの生産者の方を講師に迎え、ココナッツの魅力や可能性についてのセミナーを開催しました。日常生活での利用方法や健康効果についても学び、参加者たちは、普段何気なく目にしていたココナッツに新たな価値を見出していました。
●13:45〜15:00(1時間15分)
チョコレート作り&実食・感想シェア
子どもたちは、少ない材料で簡単にココナッツチョコレートを作れることに驚きながらも、楽しそうに取り組んでいました。
「愛情込めて、友達と作れて楽しかった!」という感想が多く寄せられ、アンケート結果からも充実した時間だったことがうかがえます。
待ちに待った実食では、子どもたちは「Masarap!Masarap!(おいしい!おいしい!)」という声を上げ、ココナッツチョコレートを一口食べるたびに満面の笑顔を浮かべていました。
最後に感想をシェアする時間を設けると、「作るのが簡単でこんなにおいしいものができるなんてすごい!」「もっとうまく作れるように学びたい!」といった前向きな声も。
参加者全員が「ココナッツへの見方が変わった」と回答し、食材としての新たな魅力に気づくきっかけとなりました。
・実食
→待ちに待った実食では、子どもたちは「Masarap!Masarap!(おいしい!おいしい!)」という声を上げ、ココナッツチョコレートを一口食べるたびに満面の笑顔を浮かべていました。
・感想のシェア
→「実際にココナッツを使ったチョコレート作りのワークショップが楽しかった!」という回答が多く、また、「作るのが簡単でこんなおいしいものができるなんてすごい!」「もっとうまく作れるように学びたい!」という意見が挙げられました。このワークショップを通じて、ココナッツを身近な美味しいスーパーフードとして捉えてもらい、さらに、回答者全員が「ココナッツへの見方が変わった」と答え、ココナッツの新たな可能性にも気づくことができたワークショップとなったことが参加者の子どもたちから取ったアンケート結果からわかりました。
初めての体験に笑顔が溢れる時間となりました。最後に全員で記念写真を撮影しました。
ワークショップのまとめと今後の展望
1月24日にTuloy Foundationで実施されたココナッツワークショップは、子どもたちにとって新たな学びと発見の場となりました。
参加者へのアンケートからは、ココナッツが主に「食料源」として認識されていることがわかり、このワークショップを通じてその多様な可能性を知る機会となったことが明らかになりました。
特に「チョコレート作りが楽しかった」と答えた子どもが多く、作る楽しさを体感できた時間となったようです。
また、「ココナッツを使った日用品作りにも挑戦してみたい」という声も多く、生活の質の向上に対する意識や関心の芽生えが感じられました。
今後もココウェル様と連携しながら、ココナッツの魅力や実用性を伝える実践的なワークショップを継続し、子どもたちの暮らしに役立つ知識や経験を届けていきたいと考えています。
📔詳細はこちらから
🌟 NPO法人 DEAR ME
https://npodearme.com/
📲 Instagram
https://www.instagram.com/dearme_fashion/