ココナッツ専門店ココウェル

フィリピンでは、独立運動の英雄としてホセ・リサールが有名で、国民的英雄です。
彼の名前は州や町、通りなど各地に地名として残っています。

リサールはスペイン統治時代に反植民地的な小説を書いたり、独立に向けた活動をしたことから逮捕されて、最終的に35歳という若さで銃殺刑にされました。その処刑された場所は現在、リサール公園になっています。

 

日本でも、1888年2月に現在の日比谷交差点付近にあった東京ホテルに滞在したことから、
その場所に1961年6月19日に記念碑が設置されました。
その銅像には「1888年この地東京ホテルに滞在す」と記されています。

日本には2ヶ月弱滞在していて、この時に日本人女性、臼井勢似子(うすいせいこ)という人と恋に落ちたそうです。
そして彼女と一緒に日光や箱根などを旅したそうです。

 

2018年6月12日は、1898年にスペインから独立してからちょうど120年の記念すべき「フィリピン独立記念日」でした。

ココウェルではフィリピン人スタッフのジョージによる「Independent but are we free?」(独立しているが自由?)という内容のトークイベントをココウェルカフェで開催しました。

 

フィリピンは国としては独立したけれども、まだ貧困との戦いは続いており、完全な自由ではないという内容で、全て英語で行いました。参加されたお客様は、フィリピンの方が半分、日本の方が半分で満席になる盛況ぶりでした。

 

また、代表の水井は大阪のフィリピン総領事主催の独立記念パーティーにご招待いただき、参加させていただきました。

このパーティにはフィリピン総領事やフィリピン観光省の方々や、フィリピンに関わりのある企業の方々、また他の国々の領事などが参加されていました。

ラウレル駐日フィリピン大使にもご挨拶をすることができました。ラウレル駐日フィリピン大使のお祖父様は日本軍政下の大統領(第3代)で、お父様はマルコス時代の駐日フィリピン大使を務められていました。そのため、大使も1~3歳までの誕生日を大阪で迎えられたそうです。3代揃って日本とは縁がおありのようです。

 

そして今月20日には、東京のフィリピン大使館でも独立記念パーティーがあり、こちらにも参加させていただきました。

今年はスペインからの独立120年という記念すべき年ということで、
日本政府からは、河野太郎外務大臣、福田元首相、そして日本・フィリピン友好議員連盟の会長である石原伸晃議員が登壇されていました。

両国が本格的に貿易を始めたのは1592年、豊臣秀吉よって朱印船貿易がおこなわれるようになってからだそうです。
そして現在ではフィリピンから見て日本は第1位の輸入相手国で、米国に次ぐ第2位の輸出相手国になります。

日本とフィリピンの友好関係が今後より一層深まるように、ココウェルも事業を通じて少しでも貢献できればと思います。