ココナッツ専門店ココウェル

「無香タイプのココナッツオイルを、お米1合につき小さじ1入れて一緒に炊くと美味しいですよ!」ということは、たびたびお客さまにご案内している隠れたオイル活用法のひとつです。

実は、お米1合につき小さじ2を入れて炊くと、さらなる変化をすることをご存知でしょうか??
2015年3月の、アメリカ化学会(The American Chemical Society)からの発表によると・・・

炊飯後のご飯を12時間冷蔵保存すると、難消化性でんぷんが増え、カロリーが減少する

というものです。

「カロリー」とはご存知の通り、生きてカラダを動かすためのエネルギーのこと。
エネルギーを生み出すのは糖質、脂質、たんぱく質の3つの栄養素だけですが、なかでもエネルギーとして体内で真っ先に使われるのが糖質です。

そして、ご飯に含まれる代表的な糖質がでんぷんです。糖質を控えるために主食を食べない!という方も増えてきましたが、それでもやっぱり食べたくなりますよね。

近年の研究で、でんぷんの中でも消化されやすい「消化性でんぷん」と消化されにくい「難消化性でんぷん」があることが判明しました。難消化性でんぷんは『レジスタントスターチ』として紹介されることが多いです。何かの記事などで目にされたことがあるかと思います。

消化性でんぷんは消化酵素で分解され、小腸から吸収されて必要に応じてエネルギー源になります。使い切られずに余ったものは脂肪に変わり、体内に蓄えられてしまいます。

対してレジスタントスターチは、消化酵素で分解されずに大腸まで届きます。
そして、次のような影響をもたらすことがわかってきました。

・不溶性食物繊維のように、便のかさを増やす
・水溶性食物繊維のように、腸内細菌のえさになる
・有用菌がレジスタントスターチの糖を分解、発酵することで短鎖脂肪酸を生み出す
 →腸のぜん動運動を活発にしたり、腸内環境を酸性に寄せることで有害な菌の増殖を抑える
・食後の血糖値の上昇を緩やかにし、満腹感を持続させる

いつものご飯を冷やすだけで、不足しがちな食物繊維も補えて血糖値も上がりにくくなる!というのはかなり魅力的だと思います。

しかもこのレジスタントスターチ、冷やすことで増えたものは再加熱しても減らない、ということもわかっています。
なので、ココナッツオイルで炊いたご飯をお弁当やおにぎりとして食べるのが、手軽に始めていただける方法です。

残ったご飯を冷ましておいて翌日食べるというサイクルだと、無理なく続けていただけるかな?と思います!

他の植物油を炊飯に使うという方法もありますが、炊飯時にはかなりの高温になるため、オイルが酸化してしまいます。
酸化に強いココナッツオイルならその心配はご無用です。
ココウェルのオイルで試すなら、おすすめは断然「有機プレミアムココナッツオイル」です。ココナッツの香りがしないので、ご飯の風味が変わりません。
(以前、試しに香り控えめの有機ココナッツMCTオイルで試してみましたが・・・意外とがっつりココナッツの香りが残りました。おかずにもよりますが、無香タイプがやっぱり一番です!)

「オイルを入れて炊くと、パラパラになってお箸でつかみにくくない?」

とよく聞かれるのですが・・・全くそんなことはないのです!ひと粒ひと粒がもっちりとして、滑り落ちたりすることもありません。
オイル炊飯をしているお客さまからは、
「お米いいの買ってるの?って聞かれた」
「食の細い子どもがご飯をおかわりするようになった!」
「チャーハンがパラパラに仕上がるので、お料理がうまくなった気分♪」

といった、うれしいお言葉もいただいています。

「美味しくていつも以上に食べすぎるから困る!」というお声もあるので、お気をつけて・・・

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●油で性格も変わる!?脳は65%が油
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