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ココナッツからエチルアルコール。

ココナッツの花蜜から生まれる新しい可能性

ココウェルでも販売している「ランバノグ」というお酒は、ココナッツの花蜜を蒸留して作られるアルコール度数40度のお酒ですが、このコロナ禍で除菌商品が不足しているとのことで、同じ方法でココナッツの花蜜を蒸留してエチルアルコール(エタノール)を作り、エチルアルコール70%の除菌ジェルを作った会社がフィリピンにあるそうです。

フィリピン政府によるエタノール製造の推進

現在、フィリピンはエチルアルコールを輸入に頼っていることから、今後は積極的にココナッツの花蜜でエチルアルコールを製造するプログラムを進める考えをココナッツ庁の長官が発表しました。

ココナッツ花蜜を原料としたエタノール製造の様子

ココナッツ農家への新たな収入源としての期待

長官はまた、国内には3億本を超えるココナッツの木があり、ココナッツ産業で生計を立てている農家が350万人もいるので、彼らの追加の収入源としても期待できるのではないか、と話しています。

今後への期待

花蜜採取は非常に労力がかかるので、どこまで効率的に花蜜をエチルアルコールを生産できるのかはわかりませんが、ココナッツ庁のプログラムを期待したいところです。