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STAFFブログ

オイルが固まるその前に!

<その日は、突然やってきます>

「あれ、昨日までは液体だったのに!」というのは、ココナッツオイルの冬のはじまりあるあるです。

地域差もありますし、室温でも変わるので、ココウェルスタッフの間でも「うちはまだ液体だよ」という会話になります。温度計代わりにもなるし、「季節の移ろいを感じて、ほっこりする」というお客さまもいらっしゃいます。

季節の移ろいを感じるライン画像
液体と固体になったココナッツオイル

<溶けたり固まったりを繰り返しても大丈夫です>

有機プレミアムココナッツオイルをお使いの方からたびたび「使うたびに湯せんしているけど、大丈夫?」と聞かれます。品質の劣化にはつながりませんので大丈夫です!

ただ、毎回となると手間がかかりますので、冬場は袋の上部をばっさり横に切る方法をおすすめしています。バターナイフなどで使う分だけ削り取り、フライパンの予熱で溶かすのです。中身が減ったら袋を切って…を繰り返します。

袋の上部を切ったココナッツオイル

開けた部分は折り返してクリップでとめておけばOK!酸化に強いココナッツオイルならではの保管方法です。

他にも、溶かしたオイルを製氷皿(シリコンなどのやわらかい素材がおすすめ)に流し入れて冷蔵庫で固める方法もあります。小さめの粒で作って、使う分だけ取り出すというやり方です。

ココナッツオイルを冷やし固める方法1
ココナッツオイルを冷やし固める方法2

<オイルの固まり方には段階があります>

よく画像で見かける「ココナッツオイルの固体、液体」は、それぞれの最終形態です。全てが一度に固まったり溶けたりするわけではありません。

ココナッツオイルに限らず、オイルは複数の脂肪酸で構成されていて、それぞれ固まる(溶ける)温度が違います。ココナッツオイルはその幅が大きいので、部分的に固まります。そのため、初めて冬を迎える方は驚くこともあります。

「白いつぶつぶが沈んでいる!」これは脂肪酸の一部であり、カビや異物ではありません。タイミングによってはカエルの卵のような粒に見えることもあります。

固まりかけのココナッツオイル(カエルの卵のような粒)