フィリピンでココナッツオイルのCOVID-19治験が開始
昨日4月1日、新型コロナウイルス(COVID-19)感染者へのココナッツオイルの効果を調べる治験がフィリピンで始まったことが、フィリピンの地元紙フィリピン・スターや大手メディアABS-CBNなどで報じられました。
共同研究の発端と背景
事の発端は1月31日。フィリピンの名門アテネオ大学が、同大学教授で化学博士のFabian Antonio Dayrit氏と、アルツハイマー研究で有名なアメリカ人医師Mary Newport氏による、ココナッツオイルが持つコロナウイルスに対する可能性に関する共同研究を、アテネオ大学のWEBサイトに掲載しました。
この論文を受けて、2月25日にはフィリピン保健省長官がココナッツオイルの治験について言及。またシンガポール国立大学でもこの治験に協力するというニュースがCNNフィリピンでも報じられました。
治験開始と国内での反響
そして今回、実際に治験が始まることが報道されました。フィリピン国内ではココナッツオイルに対する需要がかなり増えているそうです。
研究者との交流と期待
僕もFabian Antonio Dayrit氏とMary Newport氏とは面識があり、書籍もよく読んでいます。尊敬するお二人です。
まだ可能性の段階ではありますが、そのメカニズムはよく理解できますし、大いに期待できると思います。